ココにいてもいいの?という質問は僕には能天気にすぎるように思える。ともあれ自己の存在は前提とされているのだから。自分がいまここにいるということを自明に信じるという意識さえなく信じるためには呆れるほど多くのものが必要なのだが、ひとはしばしばそれらが失われうるものだということさえ理解しようとしない。自明性の喪失ってのはウマい言葉だ。
Tinamixのギャルゲー小特集の二つ目のやつに「私の考えでは『ONE』は、折原浩平の自意識のレベルを「僕はここにいても良いのか」と存在理由を求める種類の不安ではなく、「僕はここにいるだろうか」「僕はここにいないだろうか」の間を激しく往復する、ダブルバインドな問いかけが生み出す不安に置こうとしていた。」という一文があって、わりとあからさまに柄谷行人「意識と自然」(『畏怖する人間』講談社文芸文庫)を思い起こさせるのだが、まあ他者の拒絶だの現実逃避−受容だのといった図式よりはツボだ。でもこういう問いかけって常識的には単に甘ったれの言辞にしかならないんだよな。
なんでそんな話かってと今日は僕の誕生日を迎える度に何を祝うのかずっと謎だったな日で。あと冒頭のはたぶんホワイトアルバムの某イベントからの連想っぽい。そういえばSenseOffの誕生日イベントは萌えたなあ特に椎子。小学生の合唱みたいな可愛い声でハッピーバースデーDear直弥さんなんて来た日にゃあそりゃ萌え死ぬにはいい日です。
sense offはどっちかっていうと「矯烙の館」寄りかなと。そもそもSenseOffってタイトルからして「矯烙」冒頭をただちに想起させるし。あと「矯烙の館」のラストを知らずに8/27のを書かれているのだとしたら夏町さんはやっぱり凄いと思う。MOON.やらずにAIRのデモにあそこまで書けたってのもすごい、って話は前にしたか。
SenseOffリンクはおかげさまで順調に増えております。
ところでONEってすでに「模倣における逸脱」だと思うんですが。
astazapoteの掲示板から行ってこちらのMK2という人の日記を読む読む読む読む。麻枝&久弥(麻枝<久弥?)、加奈とKanon、ONEとKanon、名雪と真琴、れちこ、ポポロクロイス、岸田秀。打ちのめされた。批評とか感想とか評論とか考察とかそんな生易しいもんじゃないと思った。あとその愛してますというかそんな感じ。でもたまに読んでて「大人は判ってくれない」って気になる。あと名雪について語らせたら右に出る者はあんまりいない。真琴シナリオ(キャラではなく)も。
以下はメモ。ただ、存在論的な問題を倫理的に解こうとしているような部分がなきにしもあらずか。ONEについては「逃避」とか「他者の拒絶」というよりは更科修一郎氏の「他者との関係を学習することの不可能性」とか「心理的欠損」といった言い方のほうがしっくり来る。つまり、どうすべきとかどうあるべきじゃなくて、いかにしてそれは可能かと問わねば思索の名に値しない。する必要ないけど。
僕に久弥氏が時に苛立たしいほど能天気に思えるのと、この人に麻枝氏が甘ったれに見えるのは、たぶん同じ理由によるんだろうな、とか。
で自分が書いたものを読み返した。2/7と1/25。改稿する気力がない。というか何書いてるのかわからん。誰か読めた人はいるんだろうかあれ。
麻枝キャラって恋愛以前のところで躓いているというか生きるのが不器用なのばっかですよね。(8/17)
なるほどなあ……。まあ僕的には「それも恋」なんですけど。
Sugichiさんの真似(しようとし)てSenseOffリンク。
京都行った。メイ補完。アニひなの最近のやつ。アニメ版のキャラデと堀江由衣は良いな、と。雪乃五月も。SenseOff布教。珠季=成瀬川、美凪ちゃん=カオラ、椎子=しのむ、あと続かない。ラブひなに萌えられないオールドタイプな僕もSenseOffは萌え死にそうだったのですがどういう差か。まあ、見た目の類似に惑わされていては味噌も糞も一緒になってしまうのだが。類似性や共通性に立脚した議論は違いのわかる人間にやってもらいたいな、とかなんとか。
SenseOffはおそらく「ONE以降」と称されるべきいくつかの作品のなかでは特権的に際立っているのは確かだ(「フロレアール」については若干の保留)。要はコンセプト的な部分における卓越性といった意味で。
以下それなりにネタバレなので隠し。一回誰かのED見たなら問題なし。
つまるところ凡庸なリフレインブルーやSeeIn青より、あるいは畢竟キャラクター主義的・心理主義的なSilverMoonやRainyBlueより、またあまりにまっとうな娯楽としか言うほかないLienより、せいぜい大向こうを驚かしてやろうというだけのデアボリカより、あと論外レベルの駄作というほかないメモリーズオフのメインシナリオよりも(みなもシナリオは傑作だが、要はただうまいだけだともいえる)、小市民的な加奈よりも。
例えばさ、泣きゲーでも死にゲーでもいいけどさ、「死にゲーは受ける」ということを発見したらどうする? 「クオリティの高い、作り手の(受け手の)趣味に合ったそういう系統のゲームを作る」か? やれやれだ。発見したなら何かに使う奴が出て来なければいけない。別に自覚的でなくていい。たとえばONEがTo Heartの模倣から始まったことを考えてみるがいい。
元長氏のページに「模倣における逸脱」(笠井潔)とか書いてあったのでなんとなく息巻いてみました。
映画版「漂流教室」「タイム・リープ」で大林宣彦特集。前者は変で後者は面白く少し変だった。佐藤藍子良すぎ。が何故バリ島? 「ラブ&ポップ」。EDカッケー。あと実写版ときメモ。湘南夏物語、みたいな。あと寝てるあいだにアンドロメディアとか観てたらしい。
ウルトラジャンプをパラパラとめくってたら眼鏡っ娘が目に入ったので読むと、なるしまゆり「不死者あぎと」とかいうマンガだった。なるしまゆりっていつからこんな面白いものを書くようになったんですか?
sense off、
透子。なんでそんなに無防備なんですかあなたは。あと例によって恥ずかしい。
設定解説編というかプリズマでいうとみゆっていうか、そういう匂いがやる前からしてたのだがまあそんな感じ。
少女A。ライプニッツ症候群?
成瀬。表情が変わるの見てるだけでヤバいくらい幸せである。あ、めずらしく普通の話の範囲だ。
とりあえずCGは全部埋まる。
総論。萌えゲーとしては最強くさい。個々の言葉がヤバい角度で決まるのでけっこう息が止まる。
整ってない。本当にフロレアールと同じ人?
立ち絵の表情変化がかなり楽しい。
まとまってないっす。
とりあえず夏少さんと夏町さんとことゲ購。
sense off、椎子。
数学ネタはちょっと。なんつーか、ああいうモデルをそもそも受け付けないので。あと彼がほんとうに関心を持っていることがらには使えない気がするんですが。永井均がそれなりに読まれてるご時世に今更。
というのはおいといてあれはコンデ・コマ(マンガの)方式かなと。あの時代の日本に回し蹴りが存在した! とか。
巧くないなあ、最後のへん。
あと、依子せんせえ。おまけだねこれは。デモの「でも、あなたは幸福だわ」の意味深さに期待してた身としては失望を禁じ得ない。
sense off、美凪。存分に悶える。最後のへん何?
竹田青嗣の「苦しみの由来」という文章を思い出した。たとえば吃音の苦しみは、まず思うところをありのままに伝えられない、したがって自分をそのままに他人に伝えられない、ということがあるのだが、これは結果として自意識の内側にいかんともしがたい壁(他人の「まなざしの壁」)をつくってしまう。その由来を解き明かしたところで解決することはできないし、また交換価値を持たない(たかが吃音だ)、他人とは共有不能な、ただ自己の内側で永遠に耐え続けるほかない、そうした苦しみである、とかなんとか。まあ、逆向きなのだが。ひとり耐え続けるほかなく、というあたりがひどく心をゆさぶった覚えがあって。たぶん余人には理解どころか存在さえ信じられない悩みというのはそれだけ孤立するわけで。
sense off開始。なんてステキな連中なんだ、と「バキ」のシコルス君のような至福を噛みしめる。この中の誰もがオレサマに敗北を与えることができそうだ。リフレインブルーごときの攻撃では一晩中続けてもマッサージみたいなもんだ。RainyBlueの日常シーンは半分くらい苦痛だった。そんなわけで俺はここんとこ飢えていた。読んでるだけで生き返るわホント。
で、珠季。こうして性犯罪者呼ばわりされてると「矯烙の館」を思い出しますなあ。というかケイ。あれは楽しかった。
クソ可愛い。どうしよう。「にひひ」って笑ってる感じの絵なんかたまらんものがあるんですが。
ところで僕はDIO様がザ・ワールドの能力に目覚めるくだりが好きです。ガッキと世界の歯車が組み合わさる感触とか、「認識」することがすなわち能力である、とかあのへん。
ケイっていうよりONEの七瀬か。
しかし、なんかこうストレートすぎませんか。たとえるならブレンパワード。
七瀬シナリオで起こっていることの説明とか。
珠季ED。「堕ちた天使が歌う詩」?
世界を変える言葉。
といえば文字どおりひとつの世界を生み出すに至った(と語られる)ONEの「永遠の盟約」あたりを出すのが妥当というものかもしれないが、
これはナゾベームくんとこ(謎ビーム)の本にも書いたんだけど、ONEで長森に冗談のはずの告白を受け容れられてしまうっつーのは、間違いなく足元から世界が崩れ去ってしまうような事件なわけで。彼には「幸せな(変わりのない)日常」以外には自分の根っこがない。母にとっての子であることも妹にとっての兄であることもできずモデルとしての父は不在であり、何者であることもできなかったから。
大文字コンパに参加しちまったよオイ。松江に着くの朝10時ですよ? 鈍行ですよ? 家に帰って1時間でバイトに出るんですよ?
結局ぽてくんの立てたスケジュールの通りになったのか。メイは一回しか見れなかったけど。
岡山駅で寝てる人ってけっこういるのね。
紅石が京都に来る。東京では会わなかったし。「今、ここにいるハムド様」という本を見せてもらう。最近はアニメ誌ろくに読まないので知らなかったのですが次回予告のハムド様の語りは全て高橋良輔が考えてたらしい。納得。わかんない人は装甲騎兵ボトムズ(の次回予告)とか見るとよろしからん。
男性向創作に混じってたガリアン本とか。そこで見付けたというターンエー本が凄くいい感じだった。Pantserくんが日記で書いてるアレ。
ASAO(酒屋)の店長に挨拶。一言目が「おかえり」ですか。「今度はずっとこっちにいるの?」ああ、できるならそうしたい。
御代栄「へんくつ」、あと見馴れない麦焼酎を買う。
野々原さんちで朝まで飲んだのち京都へ。
馬車道のあとは野々原さんちで飲み。ナゾベームくんの原稿はまだ終わらない。「何か手伝うことは?」「文章書いてください」穴埋めとかじゃなくて文章原稿。無茶を言うな。
一旦は断るも、酔った勢いで2ページほどできていたらしい。何書いたか覚えてない。1時間で2ページ分書き上げたときはひょっとしてオレって天才?とか思ったりした。すぐ反動が来たけど。
とりあえず一旦吐いたあと出発。ちなみに7時ごろにはナゾくんは近所のコンビニでコピーをとっていた。少しお手伝い。
有明。中将くんの情報により同期をとって夏町さんにご挨拶。よっぽど「なんでMOON.もやってないうちからAIRデモについてあんなに書けるんですか」とか訊こうかと思ってたんだけど言えず。
こばもすさまに会いに行く。色々あってあやういところで「春宵」ゲット。ネコミミ本をおまけに付けてもらう。見ぬかれてます? いや僕が好きなのはネコミミではなく猫そのものな感じの。まあいいや。その後、一緒にTAMAMI様のご尊顔を拝したり。「直人」買う。
アレルゲンとUnit Energenの新刊手に入れたり。立ち読みしているあいだ団扇であおいで下さった売り子の方、有難うございました。
Qさんがぱるつうをめぐんで下さいました。ありがたや。「今木さん、こんなものがあるんですが」「くれるんですか?」「……あげます」踊る。いや、まさか本当に。この埋め合わせはいずれ。
あとは「エロゲー批評」98版&Win版(マクロデザイン出版局)、fair wind(SUGIMOTO GRAPHICA)、Piece of Destiny、文藝橋。
キャハハハハハハ! 傑作、ケッサク、ひー、ひー、ひー! ひはひはひー! ひはひはひー! ひはひはひはひはひはひはひー!
「冥王と獣のダンス」読了。こういう設定のRPGのパロディ同人誌かと思った。ギャグだし。読んだのは東京行きの列車の中。
結局、納涼会には参加した。久々にFirstGeneralと酒を酌み交したり。
その後は倉田さん達と馬車道小平店。眼鏡っ娘は実在した、って感じ。ええギャルゲーキャラにありがちな臭味もなく。ってあたりまえか。
コーヒーはおいしかった。つまり初めて行ったんです馬車道。
あと中将くんごめんね&ありがとう、な日。
キャハハハハハハ! 傑作、ケッサク、ひー、ひー、ひー! ひはひはひー! ひはひはひー! ひはひはひはひはひはひはひー!
映画「ブギーポップは笑わない」観た。いや、紙木城さんとかいいんだけどね……。末真が凪にラブすぎです。あと早乙女くんとマンティコアのラブ度が絶望的に足りない。てのは好みとして、しかしなんでああも決定的にカン違いした絵が作れるんだ。その宇宙はちょっと。
0637、山陰線で松江を出る。浜村にて下車。で温泉にでも入るかと思ったら外湯は外来一般客お断りになってた。快速に乗る。
城崎で下車。外湯が増えてるよオイ。駅から出たすぐ右手に足湯まである。
改装後の一の湯へ。岩風呂ができてた。しかし休憩所の風情が減ってる。あと値上げして500円になってた。石鹸とシャンプーは備え付けになったようだ。
1820、京都駅着。
逗留先で「合い言葉は勇気」などを観て過ごす。
Pantserからあてがわれるままにアニメ観る。まずは「BOYS BE…」#10。変だ。面白い。路線としてはセンチメンタルジャーニー。
「デジモンアドベンチャー ぼくらのウォーゲーム!」。いきなり、キャラのプロポーションから動きから構図からえれえ気持ちいい。演出に関しては言うことなしっつーかどうしてこんなにうまいのよ畜生。
そして上等な料理にハチミツをぶちまけるがごとく「HAND MAID メイ」#1〜3。「和也さんは凄いんですよ。1リットルの牛乳パックも片手でひょいっと」ウウ泣ける。
ウパーにも会った。リフレインブルー中とか。「割といいんじゃないんですか」「どこがよ」「ONEをよく研究してるなあって感じで」「ハ、冗談」。いや最後のセリフは言わなかったかもしれない。見た目はともかくニオイはむしろ同級生2とYU-NOとちょっとビ・ヨンドだと思う。エルフだからあたりまえなんだけど。なんての、根本的にアナクロっつーか。結局はどこかに自分の根っこがあることを何の苦労もなしに信じてる、そういうニオイがする。苛立つ。
夏はどこまでも続いてゆく。
青く広がる空の下で。
彼女が待つ、その大気の下で。
で気になるのは「いつまでも」ではなく「どこまでも」続いていくってとこなんですが。
この夏の終わりの季節が霞んで見えなくなる場所。
「夏への扉」。場所としての季節。なぜ「永遠」はもうひとつの世界という場所的なものとなるか。
「永遠」よりは「永遠の世界」の方が気になるわけですが。
東京行くのいきなり面倒臭くなってきました。色々と段取り付けなきゃならないと思うだけで憂鬱になります。俺は京都でダラダラしてるから誰かFairWind買ってきて下さい。既に誰か買う予定なら見せてくれるだけでもいいっす。Kanonヴィジュアルファンブックの6冊目? 知らん。
つーか行っても某氏にはお会いできないっぽいし。試合ですか。みゅ〜。
24〜27日も京都行くのでコミケと重なって会えない人とはそっちでってのはどうだろう。それとも帰省してますか皆。
あ、ホソオが閉まってる。なんてこったい。
リフレインブルーって妙にココのビ・ヨンド評を思い出したんですが、でいかにもその人が語りそうな代物なのになんでないのかなおっかしーなーと思ってたらエロゲカウントダウンに(別名義で)投稿してらしたらしい。
ONE七瀬シナリオ終える。七瀬が元気なくなってくにつれて永遠の世界との親和性が高くなってくあたりがドラマトゥルギー的にすこぶる正しいと思うわけさ。つーか後半のダウナーな気分があまりに効くんですが。猫球の幽の章みたい。
なんか脱力して装いとか他人への気遣いとかそういうのが剥がれてしまってしかるべく段取り付けるとかそういうのがどうでもよくなってしまうような気分。ボロボロと本音がこぼれる。ほとんど荒涼とした寂寥感。
以前某氏からいただいたメールに、
「ONE」の設定っていうのは、ある意味鼻で笑われても仕方ないようなところがあって。「永遠(笑)」みたいな。
という指摘があったのだけれど、「傍から見れば滑稽な自己劇化にすぎない」というのは「永遠」にかぎらない。七瀬の「乙女」もそうなら、「なんてこっけいなんだろう」と自ら評する例の体験、七瀬シナリオのラスト。ほかにも色々。長森シナリオなら、雨の中待ち続ける浩平、瑞佳とのH、といったものを挙げることができる。私にとってほんとうに切実で重要であり、しかし傍から見れば滑稽である、ということ。交換価値を持たない私的ななにものか。あ、交換価値ってのは、たとえば「誰が見ても悲劇である悲惨な体験」ってのは交換価値があるわけですね。
阿倍吉俊+gk『NieA_7』1巻をようやく買う。宇宙の油っていいなあ。すいとんっつーとブレンパワードでノヴィス脱け出したユウがすいとん屋で働いてたなあ。いやあ似合う似合う。
会話のテンポとセンスに中毒性があって気が付いたら何度も読んでしまう。
ぐっちーさんの「永遠のある場所」(また)読む。ONE立ち上げる。七瀬〜。平山さんの日記(6/23)を思い出して七瀬の両しっぽを手で隠してみる。ショートカット七瀬。素晴らしい。
リフブル5th&真ED。
最後のアレはやりすぎでしょう。
エルフってやっぱ古臭いよ。蛭田昌人監修ってのが妙に頷ける。主人公の造型がこうも異なるにもかかわらず、男女の関わり方への認識と感性が、なんかこうね。オトコにとって、女はどこまでも自明に「女」なんだなあ、というかね。平たくいえばいかにもオトコから見た、とかそういうことなんだが、そういう言い方はちょっと卑怯なので使いたくないわけよ。
なんかこう、足りない。「それなりのクオリティ」以外なにもないような。ギャルゲーとしては悪くないですけど。
リフブル4th。雫、出現。
「出た」という感じだった。
森の中でしゃがんで何をしてるかと思えば露草を眺めてたらしい。おもむろに指を伸ばしてちょんとつつきました。たいへんけっこうですどうぞその調子で。
カモメに餌をやりました。ボウル一杯の小魚。え?よく噛まないと駄目です、って? んーでもカモメには歯がないから。
あと今日は罰掃除でいっしょに窓を拭くことに。見るとエプロンに三角巾までしている。気合入ってるね。と言ったら怪訝そうな顔。え? 長い髪だとこうしないと邪魔だから? はは。ああ、ちがうちがう雑巾の絞り方はこう。じゃあ雫ちゃんは窓の内側を。僕は外側拭くから。つまり向き合うことになるのである。あ、雫ちゃんがこっちに妙にリズムあわせてる。ついそうなるらしい。面白い。
男心をくすぐるツボを心得てるねお嬢ちゃん、なキャラか。深景さんともどもシナリオライターの妄想が具現化したごとき。オトコにしかわからぬ世界かのう。
ムックにあった「なんで髪を伸ばしてるのかは雫自身にもよくわかってないでしょう」っていうシナリオ屋のコメントがわりとナイスだ。まあ、確たる理由なんていらんわな。
神秘的なのかボケ子さんなのか社会不適応なのかはっきりしないあたりがナイスだ。いや並立可能な要素だが。
雨に関する述懐はたとえばMemories Offの彩花のほうが数段決まってると思うんだわさ。つーかいきなりそらねえだろ、みたいなことを言うわけ。
加茂中駅では蚊取線香焚いてました。夏だねえ。
夏なので「女郎蜘蛛」(PIL)を少し立ち上げる。漱石「坑夫」をちょっと読む。まっすぐまっすぐ……
リフブル3rd。関西弁。
ああ駄目だ俺こーゆーのに弱い。トラウマとなる体験そのものは問題ではない。重要なのは、それをどう消化してしまったかだ。人々が自然に自明に安住できる場所は、彼女にはつねに意図的に実現せねばならない対象だ。とかそういうの。もういい。もういいんだ、はるか。
ところでうちは人参は皮ごと食います。
リフブル2nd、奈緒。
イカニモ男好きしそうなおっとりさんですが実は計算ずくかと思わせるしたたかさもあり。武器にしてるってこと。いいねえ。
恋愛モノとしてはわりといいかも。あとエロは感心しました。
しかしこれだと終わってしまうではないか。何がTO BE CONTINUEDなのだ。
AIRのデモを観ているうちに無性に夏色デスティニーの(要するにハイコントラストの一目で夏の陽射しのもとの色だとわかるようなやつね)CGが見たくなった。AIRのデモが僕に効くのは半分がとこあの色あいのせいなんだ。
そういえばリフブルがけっこう夏っぽい色という点でいい感じだった気がする、てなわけで衝動買い。3480円。横には恋姫が2680円で売ってる。DOS版だったら迷わず買うんだけどなー。
どっかで元長征木氏が「他人とは思えない文章」なんてこと書いてたけど比較にならない。口直しに思わずフロレ立ち上げちまった。
どうもうまくないっつーか、なんての作為的? そんな感じ。もう少しさりげなく喋らせろ、たのむから。設定だかコンセプトだかをそのまま放り出すような真似をするでない。攻撃がすべてテレフォンになっている。筋肉だけで喧嘩に勝つつもりか、とかそういうセリフがアタマをよぎる。だから謎めいた美女に「ふふふ……私は」と言わせたりするような真似をするでない。いまどき名前聞かれて「秘密」って答える見知らぬ少女とかもどうかと思う。
1stプレイ、ちなつ。うわっコドモだ。ファザコン。遠慮なくお兄さんと呼んでくれたまえ。「ひーん」って困り顔の立ち絵が可愛い。線目、目尻に涙がポイントでしょうか。そういえばRainyBlueの真黄さんの困り顔も萌えたなあ、とか。困った顔見るのも困らせるのもついでに自分が困るのも好きです。ああ、ゴボウはささがきにするんだ。え?「ささがき」を知らない? はははこうやるんだよ。お兄さん物知り? いやそんな、こんなの常識だって。
あとほっぺは気持ちよさそうでした。
シリアスに入ると萎えました。いかにも流行りを研究しました、な感じ。
深景さんはなあ。願望をそのまま出されたみたいで。そこそこ萌えたんですが、露骨すぎて引く部分も多い。